この日記を読んで「ふわふわしたかんじ」とか
「旦那さんのことが大好きな様子が伝わってくる」とか
言われることがよくあった。
自分ではどのへんがふわふわなのかわからないけど、
バカみたいにオットが大好きで、バカみたいにオットとの
ことばかり書いていたなと思う。


私は結婚しても子供が生まれても変わりたくないと思っていた。
私たちはどちらかというと二人の時はベタベタしているほうだったし、
それは子供が生まれても変わりたくなかった。
よく「子供が一番になって旦那のことは二の次になった」という
話を聞くけれど、夫婦あっての子供なのだから、そうはなりたくないと
昔からずっと思っていた。


だけど子供が生まれて、私たちの関係は変わってしまった。
スキンシップはなくなり、オットは子供には笑顔を見せるけど
はじめての育児で心身ともにクタクタの私を手伝うどころか
「前は頑張ると言ってたけど、出来ないから頑張るとは言わない」
と言い、コミュニケーションやスキンシップが足りないのが寂しいと
私が言えば、「子供が一番になるのは当たり前で、ある程度の犠牲は
仕方がないだろう」と言った。


耐えられなくて家を出て離婚も考えたけど、私の感情に
子供を巻き込むことを許さないと言われ、とても悩んだ結果
家族を続けることに決めた。
オットが言った「どんなに夫婦仲が悪くても、家族という
”カタチ”があることが大事」というのを実行しようと思う。


オットはもともと人のことをからかったりバカにしたりして
笑うことが大好きで、私はそれが不快だからやめて欲しいと言ってきた。
とても悲しくなって泣いたことも多いけど、その分スキンシップの多さに
安心や愛情を感じてきて成り立っていたのだと思う。
スキンシップがなくなり、からかわれたりバカにされるだけになって
不快な気持ちだけが続くようになって、もう愛情など沸いてこない。
男と女ではなく、子供の父親と母親として暮らしている。


この3連休では、
お昼をドトールマクドナルドで軽く食べようかと言われて
「食べれません」と答えると「なんで?」と普通に聞かれる。
私が子供のために卵の除去をしているということは
彼にとってすぐに忘れてしまう程度のことなのだ。
卵が入ったお菓子を買ってきて「食べる?」と平気で聞く。


その後に入ったイタリアンのお店でも、最後にドルチェが出て
プリンだったから食べられないと思ってそのままにしておいたら
「これも食べれないんだっけ?」「すっごくおいしいよ」と言われる。
すっごくおいしいから何?食べたくても食べることが出来ない相手に
おいしさを伝えてどうなるんだろう。


私は自分のごはんの合間に子供に離乳食を食べさせているから
自分のぶんはどんどん冷めていってしまう。
子供に声をかけつつ食べさせている横で、オットはほぼ無言で食べて
ひとり食べ終わったらぐだっとしながら歌ったりしている。


前は「もっと手伝って!」とか「考えて!」とイライラしてたけど
今はイライラしない。かわりにとても冷ややかな気持ちになる。
散々伝えてきたけどわからないのだ。
もう言い争いになって疲れることのほうが嫌だと思う。


毎日とても淡々と暮らしている。
前はそんな生活耐えられないと思っていたけれど、今はわりと平気。
時々吐き気がしたり、バカバカしいという気持ちもおこるけど
そういう相手と結婚したのは自分だし、子供を育てる責任を
全うしようとだけ思う。子供が巣立てば、オットの育った家庭のように
家族解散すればいい。こうやって言葉にすると暗く聞こえるけど
期待しなくなってからは辛くなくなった。


オットとは男と女ではなくなったし、優しくしたい気持ちも
触れたい触れられたい気持ちもなくなってしまったけど、
子供のことはとても大切でかわいいし、オットといる時間以外に
ドキドキやワクワクを見つけようと思うようになってからは
しあわせだなーとか楽しいなーと思う時間が増えた。


もうここに書けるような日常はないから更新はしないと思う。
mixiではぽつぽつと子供中心の日記を書いてるので
私とコンタクトをとりたいなーと思ってくれる方がいましたら
そちらからメッセージくださいな。
前回日記で書いて、何人かからはじめましてのメールを頂いて
とーってもうれしかったです。出会いは幸せ。


長くなったけど、元気に暮らしています。よ。