最近の息子の脳内9割を占めている
「保育園の跳び箱が超嫌だ」問題について。


担任の先生を怖がっているというところに
最初のつまづきがあるんだろうなとは思うけど、
とにかく「飛べなきゃいけない、失敗しちゃいけない」
という思い込みがなぜか強くて、そのプレッシャーに
毎朝涙を流すほど負けてしまっている。
一週間毎日じっくり話しても辛いことには変わりなく
先生のフォローもあって若干軟化したかのように見えても
やっぱり毎日曇り顔で「今日跳び箱する?」から始まる。


鉄棒やほかのことは自主練習できるけど、跳び箱だけは
自宅でどうにかするのに限界がある。
布団の上で馬跳びもできなくはないけど、しっかり助走を
つけられるほどのスペースもないし、公園のタイヤの
跳び箱(?)も問題解決にはならないし。


で、ずっと前から気になってた体操教室に体験に行ってみた。
そんなに遠くはないけど電車を乗り換えて行かないといけないから
いつから行こうかなーと迷ってたのが今回の重症な愚図りが
きっかけで申し込むことにした。


行ってみたら4歳前くらいの男の子が3人習ってて
息子をいれて4人でレッスン開始。
色んな形のストレッチはなんなくやってのけて、
すごいねーやわらかいねーとほめられて気分を良くしてたけど
前転の練習がはじまってからやや暗い顔。
それでも頑張ってたけどフープを使った飛び込み前転をする
場面になったら泣きだした。
たしかに前転もまだ不安定なのに飛び込めって言われたら
怖いよなー。私も苦手だった。一気にやる気をなくして
ぐずぐず泣いてたけど、少ししたら持ち直して鉄棒もマットも
付き添いながらなんとか一時間やることが出来た。


問題の跳び箱も小さい子が5段を飛んでるのを見て
「自分もやらなきゃいけない」と思ったのか「やりたくない!」
と愚図りだしたけど、飛ぶ前に先生が「何段にする?」と
聞いてくれてさっと減らしてくれるのを見てちょっと
安心した様子。自分の前の子がまだ2段しか飛べなかったのも
心強かったのか2段と3段に挑戦してどちらもほんの少しお尻が
ついてたけどおおむね飛ぶことができていた。
途中いっぱい泣いてたけど、先生がたくさんほめてくれて
最後楽しい時間があったのもあってか「毎週通う?」と聞いたら
「やってみる」との返事。9月から毎週通うことに決定。
しばらく一緒に頑張ってみよう。